人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

とことん目的を考える

ちょっと故あってこんな本を読む。

 

もともとはKindle日替わりセールで出会い、高評価だったことが購入のきっかけだけれども。

内容としてはタイトルの通りで、よくまとまった本。

 

何のためのシステム化なのか、何を目指すのかをしっかり考え、業者に丸投げせず主体性を持って、その後のメンテナンスまで気を配りながら進めましょうと。

そりゃその通りだ。

 

まぁでも何が難しいって、やってるうちに実装することが目的になりがちなんだよね。

事業を通じて誰かを幸せにすることが目的だったはずなのに、今月のKPIの進捗ばかり考えているとか、強い身体になるのが目的だったはずなのに、毎日のトレーニングルーチンをこなすことで満足しているとか。

 

ましてやシステム導入なんて、お金もかかるし、目指す地点に到達できるか不安だし、大抵普段の仕事にアドオンでプロジェクトが進むし、ストレス満載で早く終わらせたい、となりがち。

なんのためにこれやるんでしたっけ、を常に立ち止まり、真剣に考えないと、どんどんズレていく。

 

怖い怖い。

自戒を込めて。

 

まぁ、ご参考ということで。