人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

まだまだ元気

積読在庫消化。

 

著者の鏑木氏はウルトラトレイルランの日本の第一人者である。

ウルトラトレイルランというのは、スイスのモンブランで開催されるのが最も有名だけれども、何千メートルもの高低差がある山を160キロとか走る競技。

 

怖いもの見たさ的な興味でやってみたくもなるけれど、時間の拘束が長い趣味はやらないことにしているので(ゴルフレベルでもう除外である)、なんだかんだで縁はなさそうに思っている。

本書はとても短い本で、シニアランナーにはまだまだ可能性があるが、持久力だけでなく速筋を鍛えねばならない、という話と共に、トレーニング方法がぼちぼち出ている、という構成。

 

類書やもっと詳しい本はいくつもあるので、本書ならではの特別な内容は無いと思った。

が、コラムに入っている筋肉博士・谷本先生のコーナーで、中年以降はタンパク質の吸収率が落ちるから、プロテイン含め積極的に摂取する必要がある、という記述があり、「やっぱそうなの?」と思ったのが個人的な収穫。

 

小生も40代後半に入って、衰えを感じることが多くなったが、まだまだ走れまっせ。

先は長いということは改めてわかったので、元気に走り続けたいなと。

 

まぁ、ご参考ということで。