人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

良書

Kindle unlimited渉猟。

 

タイトル通りの本ではあって、鎌倉時代承久の乱を経て、武家が日本を支配する構造が生まれたのだ、という主張を、乱の前後の経緯を含めて解説している。

あまりメジャーじゃない歴史の事象をの意味・意義を、専門的な知見を持って一般人にわかりやすく解説し、「ほー」と言わせる、新書の鑑みたいな本だと思った。

 

現代人は大河ドラマとかで過去を「見たいように」見てしまうので、歴史を美しく想像してしまうのだが、野蛮でギラギラしてて、しょっぱい実態をも描いていて、まぁそんなもんだったんだろうな、と思わせる。

なんせ、スケールが小さいよね(笑)。

 

地域の「豪族」なんて言っても束ねているのは何十騎、という程度だから、従者を入れても戦闘集団としても百人程度とか。

ま、ヤクザの抗争と変わらないと思えば、そっちの方がリアルだよね。

 

銃じゃなくて弓矢で勝負してね。

いよいよ白兵戦になったら長ドスで体当たり、な感じがします。

 

それはまぁ脱線なんですが。

そんなこんなで良い本だと思いました。

 

同じ書き手の本も読んでみたいと思います。

まぁ、ご参考ということで。