人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

大作ではある

行きつけの本屋で衝動買い。

 

だって文庫が出てたなんて。

2022年本屋大賞受賞作だね。

 

第二次大戦時のソ連女性狙撃兵(本当にいたらしい)を描いた小説。

ストーリーはハードだし、現在進行形で起きている戦争の意味を真剣に考えさせられる作品で、なるほど近年稀に見るインパクトを持った内容だと感じた。

 

面白かったという気はするものの、キャラクター造形がアニメ的な印象があって、ちょっとそこが引っかかった。

今時の読者は違和感がないのか…世代かなぁ。

 

戦場の女を描く、という点が本小説の重要なポイントではあるのだが、そのキャラクターがアニメ的、男の小生からしても「そんな女おらんやろ」みたいなわかりやすいキャラ設定、いやもっと厳しい表現をすると、男が考えた女性アニメキャラ的な設定が気になった。

いや、小説なんだから、といってしまえばそれまでなんだが。

 

キャラ設定の違和感さえなければ、最後の最後まで、それこそ「敵を撃て」とはどういうことなのか、まで没入できたんだけどなぁ。

まぁ、ご参考ということで。