人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

恐れを知る

今日はこの記事を是非ご覧いただきたい。 https://next.rikunabi.com/journal/20180330_d12/ 女性向けのキャリア開発に関連する記事だが、男女を問わず意味のある内容だと思う。「次の一歩」を踏み出す為のきっかけとして、「己の恐れを知る」「無知を知る」…

センターピンを捉える

何事も、絶対に外してはいけないポイントというのがある。 それを、「センターピンを見抜く」という表現で述べたのは、グッドウィル創業者の折口氏であったのだろうか。 氏の著書にも、よくその表現が出てくる。 「プロ経営者」の条件 作者: 折口雅博 出版社…

「リクルートのすごい構”創”力」 読了

相変わらずKindleの読み上げはヤメられない。 リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド 作者: 杉田浩章 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/05/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見…

マクロのデータを忘れない

人間、目に見えることは理解できるが、目に見えない要素や目に見えない変化には感覚が鈍くなりがちである(当たり前か)。 一つ記事をネタにしよう。 https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=38645 高齢者の雇用が増えていて若年者のそれが減っているというこ…

「KPIマネジメント」 読了

どうもKindle音声読み上げでサクサク読書が進む。 人と組織を効果的に動かす KPIマネジメント 作者: 楠本和矢 出版社/メーカー: すばる舎 発売日: 2017/11/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る KPIとは、key performance indicator の略なのは…

相手の話を真に受けない

まずはリンクを貼っておこう。 next.rikunabi.com デキる人に共通化どうかはわからないが。 殆どの人たちは、自分が何を求めているかを理解していることは稀だ。 なので、相手の話はちゃんと聴くけれど、それが本音だとは思っていない。 本人も気づいていな…

「破天荒!サウスウエスト航空−驚愕の経営」 読了

いつもの通り、まずはリンクを貼っておく。 破天荒! 作者: ケビンフライバーグ,ジャッキーフライバーグ,Kevin Freiberg,Jackie Freiberg,小幡照雄 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 1997/07/29 メディア: 単行本 購入: 13人 クリック: 99回 この商品を含む…

不合理な意思決定

人間は合理的なようでいて、案外そうでもない。 企業組織も合理的なようでいて、案外そうでもない。 企業は、特に上場企業は「説明責任」というものがあるから、合理的に意思決定されることが求められるように思うものの、それは「我々はこう思うのだ」とい…

「コンテナ物語」 読了

例によってリンクを貼っておく。 コンテナ物語 作者: マルクレビンソン 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2013/09/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (9件) を見る コンテナを「20世紀最大の発明」という向きもあるそうで、その惹句につられて買…

スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営 読了

リンクはこちら。 スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営 作者: 山井太 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2014/06/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る スノーピークというのは、新潟地場のアウトドアブランドのメーカーで…

年寄りのコンプラ意識は困りもの

今日は娘の幼稚園の卒園式であった。 娘が通っていた幼稚園は、近隣ではまぁまぁの評価だったし、実際に良い経験はさせてもらったとは思うものの、どうにも時代錯誤なところは(どこの幼稚園も似たり寄ったりのようだが)散見された。 今時B4の書類とか、コ…

若者から安定を求められても

昨日のエントリは小生的にはバズりました(普段の20倍くらい)。 dai19761110.hatenablog.com ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。 昨日のイベントは、「働き方改革」的なアングルで、副業等々を話題にしていたのだが、オーディエンスの平均年齢…

大企業の時こそ、心は不安定だった

今日、ある大手企業で開催されたイベントに参加した時のこと。 起業家が話をし、オーディエンスから「なぜ安定した大企業を辞めて…」といった切り出しの質問が出た。 よくある質問といえばそうなのだが、小生の心はざわつく。 就職氷河期にわざわざ「金融ビ…

「飛び地」の新規事業

新規事業構築は因果なミッションである。 どんなアイデアでも、何処からか必ずケチはつく。 そういう外野の意見が、担当者を大いに迷わせるのだが、その中でも迷いが深くなるのが、「飛び地」の話である。 「飛び地」というのは、新規事業において、縁もゆか…

「学力」の経済学 読了

リンクはこちら。 「学力」の経済学 作者: 中室牧子 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2015/06/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (49件) を見る 子を持つ親なら、それも乳幼児(未就学児童)を持つ親で…

「MUJI式 世界で愛されるマーケティング」読了

まずはリンクを貼っておく。 MUJI式 世界で愛されるマーケティング https://www.amazon.co.jp/dp/B01N442AFT/ref=cm_sw_r_cp_api_EDMOAbH2AA7MH 実際に同社での勤務経験を持ち、現在は学術界に身を置く著者による書籍。 良品計画のマーケティング戦略を、平…

プロフェッショナルのキャリア

ご存知の方はご存知であるが、小生はイチローが好きで好きでたまらない。 シーズン中の成績が悪いと仕事のモチベーションに影響を及ぼすくらいである(そういう人が沢山居ることも知っている)。 自分の可能性を信じて、能力を出来うる限り高め、それを世に…

「星野リゾートの教科書」読了

まずはリンクを貼っておく。 星野リゾートの教科書 作者: 中沢康彦 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2010/04/15 メディア: 単行本 購入: 12人 クリック: 92回 この商品を含むブログ (51件) を見る 日経トップリーダーという雑誌に連載されていた内容を、…

いま、就職活動をするのなら

ま、そんなことを考えても、若い頃に戻れるわけでもなし、学生さんにアドバイスとして述べるとしても、最終的には本人の判断なので、責任のある話でもないのだが。 いくつかの判断軸はあると思う。 まず、大手を狙うかどうか、というのがある。 学生さんも薄…

「キャズム2」 読了

リンクを貼っておく。 キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論 作者: ジェフリー・ムーア,川又政治 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2014/10/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る …

課題解決のスコープ

今、あるミートアップイベントに参加しているのだが、大企業の研究開発の先進事例やら、話題のスタートアップのピッチをお聞きしている。 これはすごい、というのもあるし、それはなかなか事業化が厳しそうだね、というのもある。 技術開発系のテーマが多い…

人柄はモノを言う

人間は共感の生き物だ。 共感すれば応援するし、しなければ正しい意見でも賛同しない。 もちろん時として、それ故に大きな判断ミスをすることがあるのだが、ともかくそうやって人類は今日まで生き延びてきた。 仕事の場面でも、一生懸命、真剣に何かに取り組…