人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

コミュニケーションには誠実さ

ロジカルライティング繋がりで、こんな本を読む。

 

小生は普段テレビを見ないのだが、かつて見ていた時代に親しみを持ったアナウンサーの方だったと記憶している。

その程度の認識なので、購入の経緯もKindle日替りセールという…。

 

その著者が、アナウンサーという仕事の折々や、先輩社員として後輩と向き合うタイミング、一人の人間として自分の気持ちに向き合う時に、どんなことをしてきたか、というようなことが綴られたエッセイ。

「伝える準備」というタイトルが物語るように、単に伝え方を語るのではなく、そこに至るまでの想いの整理や、相手に伝わるようにするための推敲など、さまざまな行為の積み重ねを「準備」として強調している。

 

というわけなので、この人は凄くちゃんとしていて、誠実なんだろうなぁと思わされる。

ここまで誠実であれば、それは信頼もされるし、伝わりますよ。

 

もちろんコミュニケーションだから、思い通りにならないことはあるわけだけれども、ここまで示されると、方法論というより人としての「在り方」が問われるんだなぁと思う。

自戒、自戒。

 

まぁ、ご参考ということで。