人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

多様性とビジョンと

今日はこの記事を。

https://www.businessinsider.jp/post-105785

 

サイボウズ青野社長の、働き方改革を巡るインタビュー。

中の方にお話を聞いたこともあるけれど、やっぱり凄い組織である。

 

別にぶっ飛んでいるわけではなく、「そりゃそうだよね」という正論をちゃんと形にしている印象である。

色々な働き方を認めること、しかしそこに集まるメンバーは、一つのビジョンのもとにあること、そんな風に読んだ。

 

同社の有名な制度に、最長6年の「育自分休暇」というのがあり、35歳までだったら外に出て(転職してもいいのかな)、自由にまた戻って来ていいという制度。

「外に出て、そのまま戻ってこなかったらどうするんですか?」という質問に対して、「戻ってこなければそれまで。そういう人を無理矢理繋ぎとめておく方がお互い不幸。」という回答を中の方からいただいたことがあるが(表現はもっと丁寧です!)、まさに「そりゃそうだよね」で、なかなか真似できるものではない。

 

多様でありながら、一つのビジョンに集っているからこそ、そういう風に考えられるのだと思う。

組織運営の究極ではないだろうか。

 

まぁ、ご参考ということで。