人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

石の上にも三年

石の上にも三年という諺の解説リンクを一応置いておく。

http://kotowaza-allguide.com/i/ishinouenimosannen.html

 

何が何でも三年なり一定の期間我慢することが全てではないと思うが、ある分野の仕事に従事しているとして、集中して取り組み続ければ、一定のレベルには達するものである。

だが、真剣に考えなければならないのは、一定のレベルには達したその先である。

 

同じことをやり続けていても、成長カーブは間違いなく緩やかになる。

そうなると、まず起こりうるのが飽きるということ。

 

飽きてくると取り組むモチベーションが落ちるので、パフォーマンスも落ちるという悪循環に入る。

逆に、成長カーブが緩やかになっているのに、成長意欲が落ちないというのは、いい意味でその仕事にハマっているので、その適性を生かして続けていくのが良いと思う。

 

そうではない人達については、「シフト」が必要だ。

身につけたスキルをベースに、人を育ててみるというのも一つ。

 

取り組んでいる仕事に、より高次の意味合いを付加し、顧客やソリューションの質を高めていくのも一つ。

もちろん、全然違うことを始めてみるというのもあるけれど、積み上げてきた経験にプラスにしたいから、そこは慎重に行きたい。

 

いずれにしても、我慢は大事だけれど、我慢したあとにどうシフトしていくかが大事だよ、と。

まぁ、ご参考ということで。