人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

入るからって詰め込んではいけない

リュックサックを使い続けて何十年、仕事でも使い続けて十何年という状況ではあるのだが、いまだに完璧、リピートというようなものには出会えていない。

まぁ、ちょっとずつ生活スタイルが変わっているから、小生の場合ずっと使い続けるもの、なんて存在しないのかもしれないけれど。

 

で、良くあるのが中華製の3,000円~4,000円くらいで、たくさんの荷室とポケットがついているやつ。

それなりのブランドでもビジネスユース寄りになると沢山ポケットがついていることが多いけれど。

 

経験上理解しているのは、沢山ポケットがついているからといって、直方体としてのリュックの容量は変わらないということだし、それぞれのポケットにモノを詰めていくと、厚みが増していって結局は入りきらない。

そして最近やっと理解したのは、入るからといってたくさんの荷物を詰め込んでも、それは背負って歩くには重いということだ。

 

沢山詰めたら重いなんて当たり前だと思うだろう。

確かに凡人より体力はあるので、沢山詰めてもとりあえず普通に背負って歩くことは出来る。

 

でもそういうことをすると、知らず知らずに疲労が蓄積していて、「通勤しているだけでなんでこんなに疲れるんだろう?」と思わされることになる。

「出来ることとやっていいことは違う」というのは小生の人生訓の一つだが、入るからって詰め込んではいけないというのも似たような話だなと、50歳手前にもなって思い知らされるのであった。

 

まぁ、ご参考ということで。