人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

無駄を削るコツ

小生は仕事カバンを吟味するのが好きである。

モノに拘りがあるというより、より快適に仕事ができる道具を追求するというイメージである。

 

今の仕事では、PC及び周辺機器をはじめとする商売道具をフル装備で、朝の8時から7アポで2万歩の直行直帰、なんていうのも、ちょこちょこある。

そうなると、スーツ姿で異論はあるものの、仕事カバンはリュックタイプにせざるを得ない。

 

寧ろリュックで移動するから、それだけの活動をこなせるような気もしている。

しかしリュックというのは楽であるものの、使い続けると問題が発生する。

 

それは、気がついたらカバンがどんどん重くなるのだ。

量が入るし、負荷も大きくないので、あれもこれもと詰め込んでいくと、知らぬ間に無駄なものが一定のスペースを占めるようになっていく。

 

無駄が多いという事態は、これはまさに、ビジネスで最も避けるべき事態だ。

そんな時に、持ち歩いている荷物の見直しをするのは当然だが、本来的には無駄なものが入らないスペースのカバンにサイズダウンするのが正しい。

 

だって、定期的な見直しそのものが無駄だからだ。

ビジネスのいろいろな場面で、無駄の削減はよく求められるのだが、どんな活動・取り組みで削減するかではなく、無駄が出ないよう、「余白」を削るのが本筋。

 

余白があれば、気をつけていても、自然と無駄が発生するのである。

一応申し上げておくが、ワンサイズ小さいリュックを買う言い訳を述べているわけではない(笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。