ブックレビューを見て購入。
山口周にハズレなし。
まぁ「技法」ということになっているけれども、個人的に考えさせられたのは独学にあたってどのようなテーマを置くか、という命題。
言ってみればこれはパーソナルブランディングというか、マーケティング戦略だったりするわけで、これは重大な決断。
それにあたっては、苦手なことを埋めるのではなく出来ることを伸ばした方が良い、という点も一考。
なんだろう、営業、新規事業、キャリア、武術あたりが思いつくわけだが。
そういうテーマを見極めつつ、あらたなインスピレーション源となる11ジャンルの古典を紹介していたりもして、それはそれでブックリストとして興味深い。
また独学にあたっての読書術にも言及があるのだが、色々な人が色々なことを語る読書術についても、著者らしい切れ味のある見解が述べられており、一読の価値があると思った。
本書を紹介するWebサイトにもあるのだが、年間で読める本には限りがあるので、厳選しなければならない、というのは本当その通り。
まぁ、ご参考ということで。