お気に入りの本屋でオススメの一冊として置いてあったので買う。
あまり知らなかったのだが、スパイアクション的な小説では結構な大ヒットシリーズらしく、もう十数冊出版されているとのこと。
それだけ出ているということは、それだけ売れている、ということなんだろうけれども。
とにかくハイスペックでニヒル(古い)な暗殺者で、通称グレイマンと呼ばれる主人公が、ヨーロッパを舞台に世界中から集まった特殊部隊数十人と一人で戦うという、「おまえ中学生かよ!」みたいなストーリーである。
あまりに中二の妄想みたいな感じなので、「おいおい」と思いながらも読み進む。
いくらなんでもそれは無理じゃない?というくらいピンチになったり、満身創痍だったりするんだけれど、面白いか面白くないかといえば、まぁ面白いとは思う。
映画なら二つ三つあれば超豪華というようなアクションシーンが、八つも九つも出てくるのも小説ならでは。
こういう小説って、純粋な娯楽だから、それはそれでいいと思うのだけれど、ぶっちゃけポルノと何が違うのかなぁ、なんて考えたり。
シリーズの次の作品、買う?
うーん、図書館でそのうち借りるかもね、かなぁ。
中二だったのはもう、30年以上前だから、ねぇ。
まぁ、ご参考ということで。