再読シリーズ。
手持ちの山口周はこれでおしまい。
まぁ、新たに買ってもいいんだけど。
本書が山口氏をブレイクさせるきっかけになった一冊だと認識しているが、改めて著作を再読してみると、基本的に言っていることは変わらない。
今までのやり方では、もう限界でしょう、新たな視座を持たなければ、というもの。
本書の主張が卓越しているのは、経営にはアート・クラフト・サイエンスの側面があるのだと断言していること。
世の中をこうしたい、といったビジョンは、真善美の価値観に基づくアート。
モノづくりの強さ、オペレーションの強さがクラフト。
経営管理やシステム的な思考がサイエンス。
この30年くらい(?)ずっとサイエンスばかりもてはやされるけれど、これとてコンサルティング会社の発明でしかないそうだ。
それまで、経験がものを言うクラフトのコンサルティング(=グレイヘアコンサルティングというそうな)では、コンサルタントの数が限られているためにコンサルティングビジネスが広がらないことから、数値化によって各種支援を行うメニューを作ることで、賢いやつを揃えれば商売ができるモデルを作ったのだそうだ。
なんだ、そういうことかいな、って話です。
数値化、数値管理は大事だけれど、限界があるのはみんなわかっている。
クラフトも行けるところまで行った。
あとはアートでしょ。
もちろんそんな簡単な話だけじゃないけど、真善美、な訳です。
考えましょう。
まぁ、ご参考ということで。
