人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

継続にマンネリは敵なのか

毎日走っている。

雨の日は走らないようにしているので、365日というわけではないのだが、今のところは大体10キロ、月間300キロを目標(目安?)に走っている。

 

どうも性格的に、同じことを繰り返すことが合っているように思っていたので、トレーニング理論的には微妙なんだけれど、大体同じルーチンで走っている。

レーニング理論的に微妙というのは、長距離走においてはスピードを上げる練習と長く走る練習を分けて練習しなければならない、とされているので、同じことの繰り返しでは限界が来るのである。

 

もう一つ、同じことの繰り返しはマンネリズムに陥ってモチベーションが下がりやすいとされている。

これがあんまりピンと来なかったのだが、何度かランニングのモチベーションの上がり下がりを経験して、いま感じることがある。

 

同じことの繰り返しと言いつつ、市民ランナーにおいて固定されているのはランニングに当てられる時間が大きいと思う。

そして走行距離。

 

ここが大体固まっているのだが、その走行時間、走行距離をどんなペースで走るかが、結構振れ幅が大きいのである。

上を目指したいという気持ちはあるから、決まった時間や距離で毎日走っていても、だんだんペースを上げたいという欲が出て、キツくなってくる。

 

やりすぎだとは分かっていても、遅くしていくことへの抵抗が強くてペースを落とせない。

それが続くと、だんだんキツく、だんだん嫌になってきてモチベーションが下がっていく、というパターン。

 

つまり、同じことの繰り返しが飽きるのではなくて、練習の質のコントロールが難しい(小生の場合はオーバーペースになりやすい)から続けにくい、という気がしているのだ。

そして、どんな練習にも目的がある。

 

同じメニューの場合、そのメニューの中で別々の目的を持たせなければならないのだが、それがかえって難易度を上げ、続けにくくしてしまうと感じるのである。

単純だから問題なのではない。

 

単純だから複雑にしたくなり、それがだんだんコントロールできなくなることで、全て手放してしまう。

なんか奥の深い真理(心理)が垣間見えたような気がするのであった。

 

まぁ、ご参考ということで。