人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

月間300キロ走の振り返り。

昨年の10月から月間300キロのランニングを継続し、半年が経過した。

ま、ランニングのモチベーションが高まったタイミングで、多くのサブスリーランナーがこなしている月間300キロという練習量はどんなものなのか、試してみたくなったのである。

 

正確には9月の中盤くらいから始めたので、9月の月間走行距離も240キロくらいであったのだけれど。

ちなみにそれまでは月間150キロ前後という感じであった。

 

で、毎日ひたすら10キロ走っても良いのだけれど、せっかくなのでジャック・ダニエルズ先生のランニングプログラムに従ってみることにした。

 

取り組んだのは中級者向けのブループログラムというもの。

週5日、16週間のメニューなのだが、残りの2日も「走る場合はこれ」という内容が示されていたので週7日を基本に走る。

 

大体一日一時間弱なので、それを毎日続けていると月間300キロを超えていく。

どんなことになるやらと緊張しつつプログラムを始めたが、ジャック・ダニエルズ先生のプログラムは、現在のランニングトレーニング同様、大半はキツくないペースで構成されていて、それはもう物足りないくらいなのだが、週二回のポイント練習がキツい、というもの。

 

初めはポイント練習がイヤだったものの、だんだん慣れ、寧ろ爽快感を感じるくらいになっていったのだが、12月に脚の故障に見舞われる。

これはおそらく走行距離というより、オーバーペースによるものと受け止めている。

 

緩いペースで走る練習の筈が、物足りなくてペースアップすることがクセになりつつあった矢先だったから。

一時は歩くのも辛い痛みだったのだが、休んでは軽く走りを繰り返し、1ヶ月くらいかけて治す。

 

その間プログラムは中止していたので、本来1月で終了する筈が、2月まで食い込んで無事終了。

2月3月は、なんとなく10キロ走を中心に走り続けてきた。

 

月間300キロ走を始め、体重は2キロ、体脂肪率も0.5%くらい下がったのだが、半年後には元に戻った(笑)。

元々60キロの標準体重、体脂肪率も11%台の45歳中年男子なので、ダイエットは厳しいなぁと感じていたのだが、やっぱり瞬間的だった。

 

で、肝心の走力だが、これは間違いなく上がった。

ハーフマラソンのベストタイムも10分以上縮めたので、これはジャック・ダニエルズ先生のおかげだろうと思う。

 

とはいえ、月間300キロ走はやっぱり怪我のリスクが高いと感じている。

今は上手くコントロールできているが、ちょっと調子に乗ると「危ないな」と感じることがある。

 

また、これまで続けてきた合気道の一人稽古とケトルベルトレーニングが、どうしても時間の都合で少し犠牲になってしまったので、なんとかしたいと思っている。

そんな感じで、4月からはまた従来の量に戻すかも。

 

なんせサブスリーを目指しているわけでもなく、いつでも思い立った時に、サラッと、カッコよく走れる人でありたい、というところなので。

まぁ、ご参考ということで。