こんな本を読む。
新規事業のアウトプットは事業計画とそのプレゼンだったりすることも多く、プレゼンのトレーニングは結構やってきたのである。
そんな知識・経験の再確認もあって読んだわけだけれども。
プレゼンのゴールは聞き手に行動を促すこと。
まさにおっしゃる通りで、それ以外にも、これでもかとプレゼンのノウハウが盛り込まれている。
スライドの作り方は「外資系コンサルのスライド作成術」を読んで貰えば、本書と併せて完璧である。
内容は読んでください、なのだが、なにせ物凄い準備にパワーを掛けるのが、流石である。
プレゼンのためにスタジオ借りて録画して通し練習を何回もやりますか、という話。
でもね、プロはやるんですよ。
スタジオ借りると言ったって1000円くらいしかかからない場合もあるそうだし、録画だって今持っているスマホでできるわけで、不可能なことではない。
でも「ここまでやるの?」というのは、実はこうやって教えてもらわないとわからないものだと思う。
そうか、ここまでやるんだ、と知り、自分の努力の限界を引き上げる。
何事も強制するのは無理があるが、「ここまでやるんだ」を知らないが故に「まぁこんなもんか」になっちゃっているケースはいっぱいあると思うんだよね。
その辺りを見せてあげるのも、育成としては重要なポイントだと感じた。
まぁ、ご参考ということで。