やっと読んだ。
今年の年末年始の課題図書というか。
まぁ読もうと思ったのは思いつきなんだけれども。
映画は何度も見た。
全巻読んだ印象としては、映画版で十分かなぁ、というもの。
もちろんストーリーとしての奥行きは漫画の方がずっと深いし、考えさせられる要素は大きいんだけれども、癖が強いというか。
富野由悠季作品とも通じる世界観というか、まぁ世代なんだろうね。
全人類を滅ぼすだけのテクノロジーを手にした人類、そして実際に環境を破壊し続けている人類という存在をどう整理するのか、あるいは人類はどうあるべきなのか。
この先の人類に希望はあるのか。
その辺りの大きなテーマ性、テーマ性を纏ったキャラクターと表現。
以降の日本のサブカルチャー作品に影響は多大だったんだと思う。
あぁ後の誰かの作品で見たことあるなこれ、というイメージが何回か想起されたもんね、実際。
そういう意味のある作品だと思いますが、娯楽作品として何度も読みたいかというと、冒頭の通り映画版で十分お腹いっぱい、というのが正直な感想。
ま、とりあえず一度は読んでおく、ということができてよかったと思いますが。
まぁ、ご参考ということで。