人間到る処青山あり

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「人前で話すのが苦手な人でもササるプレゼン」 読了 〜原理原則、準備、練習の大切さ〜

まずはリンク。

人前で話すのが苦手な人でもササるプレゼン 絶対失敗しない!5ステップ

人前で話すのが苦手な人でもササるプレゼン 絶対失敗しない!5ステップ

 

 

新規事業開発は、どこかの場面で大抵プレゼンがあり、その出来・不出来がその後に大きく影響を与えることがある。

なので、プレゼンテーションのブラッシュアップも小生の役割の一つで、関係書籍もいろいろ読んできたが、確認と補強のために手に取った一冊。

 

著者は、イチサラリーマンから研修講師へと転身された方で、かなりの場数を踏んでおられるようである。

本書は、研修講師としての現場経験も踏まえ、原理原則を主体とした実直な解説が展開されていく。

 

よくある、「説得力のあるパワポのグラフィック」みたいな類書とは、ちょっと趣が違う。

ほとんど文章による解説だ。

プレゼンは説明や報告、講演と何が違うのか、みたいな「そもそも論」から、聴衆のタイプに合わせた対応や発声方法に至るまで、汗をかきながら一生懸命説明する著者の姿が見えるかのように、丁寧な説明が続く。

 

内容自体は特別なところはない。

相手が何を求めているかを考え、ちゃんと原稿を準備し、何度も練習する。

 

そう、なかなかできない「ABC(当たり前のことを、馬鹿みたいに、ちゃんとやる)」である。

その場のノリと勢いで押し切ってしまう小生は、深く反省。

 

襟を正したい向きの方々は、ご一読あれ。

まぁ、ご参考ということで。