人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「やれなかった やらなかった どっちかな」みつを

タイトルでいきなり「なんじゃそりゃ」かもしれない。 相田みつをの有名な作品なのだが。 仕事の(人生の?)場面場面で、まぁまぁ大変な状況というのはあるのだけれど、実行不可能なところにチャレンジせざるを得ないということは、実は滅多にないのだと思う…

事業計画の加減乗除

新規事業構築にあたっては、一つのアウトプットとして、事業計画書が求められます。 「誰に」「何を」「どのように」、シンプルさを突き詰めれば、それが事業計画の本質ではあるのですが、企業の中では往々にしてその本質よりも、売上・利益計画や、投資金額…

そこに愛はあるのか?

新規事業のお手伝いの仕事というのは、結構な割合で、「本業が厳しくなってきたから」という事情を背景にしていることがある。 もちろん新規事業をいかに立ち上げるかという観点でお手伝いするのであるが、社内で色々インタビューを重ねていく中で、「本業が…

総合格闘技で最も強い格闘技は?

武道を嗜む関係もあり、格闘技全般が好きである(見るのもやるのも)。 色々見てみたり、やってみたりして思うのは、格闘技にはそれぞれ、成立した背景と、発展してきたプロセス、現在のあり方が存在している。 格闘技で一番注目されるのは、どうしても試合…

「死ぬ程働く」と「本気で働く」

以前も話題にしたとは思うが、最近また触れる機会があったので、改めて。 皆さんはこれまで、仕事で本気を出したことがあるだろうか? 「本気で働く」のと「死ぬ程働く」のは、いずれも多分ハードワークなのだが、同じではない。 端的に言えば、仕事に対して…

ホンモノの経営者に会う

前置きをしておくが、小生ごときが経営者の優劣を語るのは、大変に僭越な物言いであり、あくまでも社会人人生の中での「感想」ということでご容赦いただきたい。 営業の、それも比較的アグレッシブな(笑)タイプの営業の仕事が長かったので、基本的に可能な限…

スキルの再現性

転職マーケットにおいては、さんざんその重要性が語られている話ではあるが、改めて。 現職でどれだけ素晴らしい経験を積まれていたとしても、新しい環境での機会を求めているのであれば、もっとも見られるのが、その素晴らしい経験が新しい環境で再現可能か…

プロジェクターのアダプター

最近は本当にミーティングでPCを液晶モニターに繋いだり、プロジェクターに繋いだり、という機会が増えた。 二度と読みもしない紙の資料を配られるのも勘弁願いたいし、その場で修正もできるしで、極めて合理的だと思う。 小生のPCは昨年夏に購入したモバイ…

中途入社者は生き残らなければならない

今日のリンクはこれ。 http://corp.en-japan.com/success/3508.html 詳しくはリンク先をご参照いただきたいが、中途採用者を早期に戦力化するために、いかに受け入れ態勢を整えるか、という論点である。 自ら多く転職し、また多くの転職を支援してきた立場と…

良いところ、悪いところ

今日はたまたま、二つの別の会社のアイデアワークショップに関わる機会があった。 一社は運営する側、一社は見学させていただく側。 時間の長さは違うものの、それぞれやることはほとんど同じだし、運営もそう大きくは変わらない。 しかし面白いもので、「ヨ…

フルスイング、してますか?

なんとなくこんな記事が目に入る。 toyokeizai.net 前例踏襲型の無難な試みが若手にも定着してしまい、より一層イノベーションが起きなくなっているのでは、という内容だと理解した。 新規事業提案のお手伝いなどをしていると、起案者が慎重な提案をし、それ…

辞めた会社に対するポジティブなバイアスについて

人間というのは、過去を美化する生き物らしい。 いつまでも過去の苦しみに囚われていては、生きていけない故の防衛本能だろうと思っている。 それが変な形で現れるのが、表題の「辞めた会社に対するポジティブなバイアス」だ。 人間、せっかく意気揚々と転職…

営業には勇気が必要

営業には勇気が必要というのは、小生の拙い営業経験からくる持論である。 「勇気が必要」というのには、いろいろ解釈はあると思う。 社外の人と折衝するというのに、そもそも勇気が必要という人もいるだろう。 本音では、断られるのが自分を否定されたようで…

上手に「下駄を預ける」

「下駄を預ける」という慣用句は、一任する、悪くすると丸投げする、というニュアンスがあるように思うが、ビジネスのコミュニケーションにおいて、特に上位者(上司、面接官、クライアント)との会話において、上手に行うことが大事ではないかと考えている。 …

上司の指示を聞く、その前に

海外駐在員の方から聞いたことがあるのだが、日本人駐在員に雇われていた家政婦は、別の国の駐在員のところに行くと嫌われるそうである(なのでそもそも雇われないらしい)。 というのは、日本人駐在員(とその奥様)が、家政婦を「使う」ことを遠慮してしま…

目の前の一つ一つの人間関係を大事に

昨日更新をお休みしてしまったのは、長年お世話になった大先輩の、リタイアメント慰労会を行なっていて、想定以上に長くなってしまったから。 最初はなんとなく楽しく「お疲れ様でした」という感じで食事をし、積もる会話を重ねていた。 しかしその最中、ふ…

本日の更新はお休みします。

大変ご経験の深い大先輩と、深い深い話になってしまい、遅くなりましたので、その知見を踏まえてまた明日以降更新いたします。 何卒ご容赦賜りたく。

学んだものを捨てられるのか?

伝え聞きのエピソードで恐縮だ。 ある国の軍隊の格闘技教官が、訓練の最終試験として、実戦のシミュレーションを課すそうである。 (テーマが物騒で申し訳ないのだが)要人のオフィスに潜入し、暗殺するというミッションを、マネキン相手に訓練生に実行しても…