営業には勇気が必要というのは、小生の拙い営業経験からくる持論である。
「勇気が必要」というのには、いろいろ解釈はあると思う。
社外の人と折衝するというのに、そもそも勇気が必要という人もいるだろう。
本音では、断られるのが自分を否定されたようで怖い、という人もいるだろう。
業績達成のために、正しくない売上を計上する誘惑にかられることもあるだろう。
既に目標を達成しているから、仕掛り中の案件を来期に回したくなる誘惑にかられることもあるだろう。
業績未達で、「人間未満」の扱いをされるのが怖いという人もいるだろう。
日々「立ち泳ぎ」のような営業活動を、いつまで続けられるのか、不安になることもあるだろう。
お客様からいつ切られるかわからない恐怖もある。
会社や自分自身が時代遅れになる恐怖もある。
しかし、それらの恐怖を乗り越えてなんぼ、というのが営業。
辞めたくなる気持ちはわかるし、辞めても別に構わないけれど、辞めるのにも勇気が必要。
でも、勇気を出して何かやるから、楽しいんだと思うけれど、ね。
まぁ、ご参考ということで。