人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

プロジェクターのアダプター

最近は本当にミーティングでPCを液晶モニターに繋いだり、プロジェクターに繋いだり、という機会が増えた。

二度と読みもしない紙の資料を配られるのも勘弁願いたいし、その場で修正もできるしで、極めて合理的だと思う。

 

小生のPCは昨年夏に購入したモバイル重視のスペックだったが、インターフェースはUSBが二つのUSB-Cが一つ、SDカードスロットが一つと、「まだまだビジネスシーンでは使いますよね」というメーカーの売り文句だったVGA(プロジェクターに繋ぐ15ピンのアレ)である。

そのVGAアダプターであるが、買ってから順調に活躍中ではあるものの、今年に入ってから、「あ、HDMIしか繋げないんですね、あぁ、すいません…。」という場面が増えたような気がする。

 

先日も弊社で運営するワークショップの最中、備品の古いプロジェクターに、これまた備品だが、よその部門から借りてきたPCをつなごうとしたら、PCがHDMIしか対応していなくて「しまった!」ということも(お恥ずかしい限り)。

そんなことを言い出すと、最近のプレゼンテーションは画像やら動画やらどんどんリッチになっているので、PCもプロジェクターもスペックアップしなければ、本来の表現ができなくなってしまう。

 

小生のPCに話を戻しても、たかだか一年(しかもまだ同じスペックを新品で売っている)で、インターフェースが古くなってしまっているのだ。

たかがインターフェースと侮るなかれ。

 

クライアントのIT備品は、大抵社内IT部門やら企画部門が、中期的な見通しの中で会社の予算承認を取り、最善の策として購入されていることが殆どなので、これはもう立派な社会の変化なのだ。

それに対応するためには、当然コストもかかるし、人も企業もついていかねばならない。

 

たかが「プロジェクターのアダプター」一つとっても、着実に社会の変化を感じる。

いわんや、である。

 

まぁ、ご参考ということで。