人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

結局変なことはできない

積読在庫消化。

 

評価がとても高かったので、Kindle日替りセールで購入したんだと思う。

資生堂でのサラリーマン経験がある経営学者による指南書。

 

指南書と書いたけれども、理論というよりは経験則に近い内容(だからダメだと言っているわけではないが)。

多数企業の事例を紹介しながら、金は使うべし、とかリーダーは人格者じゃなきゃいけない、といった、ある意味オーソドックスな話が展開される。

 

まぁそうだよね。

結局変なことしてるから経営が厳しくなるんだし、そういうことやっちゃダメだよねと。

 

逆境といいつつ、会社経営において逆境じゃない状態って、滅多にないんだろうな、というのは実務経験においても、いろいろな本に登場する企業事例を見ていても思う。

ちょっと順調な状況があったとしても、それはインターバル練習における「つなぎ」のジョグみたいなもので・・・。

 

完全にリラックスしているわけではなく、次のハードなペースに向けて整えているだけなんだよね。

だから長くは続けられないんじゃないかなぁ。

 

まぁ、ご参考ということで。