人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

力強い言葉

その道に通じた人が、自信を持って述べる言葉には、力がある。

その言葉は人を勇気づけ、前に一歩踏み出す後押しをしてくれる。

 

こんな本を読む。

身体を芯から鍛える! ケトルベル マニュアル

身体を芯から鍛える! ケトルベル マニュアル

  • 作者:松下タイケイ
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

言わずと知れたトレーニングマニアの小生であるが、実はケトルベルは10年以上前から保有しており、折に触れ振っているけれども。

ちゃんとしたトレーニング本を求めてあれこれ探していて、Amazonで高評価の本書を手にする。

 

小生にケトルベルを買うきっかけを与えた別の本は、ロシアの格闘技であるサンボのトレーニング法の解説がメインで、その中にケトルベルは少し取り上げられただけだったので、専門書である本書はまた趣が違う。

著者のケトルベル愛がひしひしと伝わってきて、読んでいて温かい気持ちになれる(意味不明)。

 

愛に溢れた本は、それがたとえ相当マニアックなジャンルでも楽しいものである。

ケトルベルトレーニングの中核をなすのは「スイング」という全身を使ってケトルベルを振る動作(そのまんま)なのだが、フォーム、呼吸など、なかなかに奥が深いらしい。

 

で、著者は言う。

「スイングを何ヶ月かやってみて、そろそろ別のトレーニングを、という人が次にやるべきトレーニング、それはスイングです!」である。

 

最高に力強いではないか。

こういう言葉に人は「付いて行きます!」と思うのだ(小生だけ?)。

 

そう思うと、タイトルの「身体を芯から鍛える!」も、帯に書かれた「振ればカラダは応えてくれる!!」も痺れるではないか(!マーク、好きだね…)。

人をやる気にさせるエッセンスが溢れていて、素晴らしい。

 

小生も力強い言葉、迸らせたいものである。

なんのこっちゃ。

 

まぁ、ご参考ということで。