人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

最近のトレーニングで考えること

最近のトレーニング。

1.毎日の5キロ走

ペースは定めていないが、1キロのウォームアップ30〜40%出力)のあと60%〜70%出力で4キロ強を毎日走る(たまに10キロとか)。

2.ランニング後の自重筋トレ

公園で懸垂、自宅で腕立て・腹筋を少し、週5〜7回。

3.ケトルベル

最近は16キロのケトルベルで、スイング、ゲットアップ、ゴブレットスクワットの三種を中心に週4〜6回くらい。

4.合気道の剣と杖

単独の型稽古、素振りを中心に15分程度。時々サボる。

で、ここまでが毎朝のルーチンで、トータル1時間くらい。

とはいえ、緊急事態宣言等で娘の登校が遅くなり、朝に余裕があるからやれている感じはある。

 

5.ボクシング

スパーはしないが、サンドバッグとミット打ちを中心とした練習1時間程度を週に2〜3回

6.合気道

緊急事態宣言中はずっとお休みだが、2時間程度の稽古を週1〜2回。

7.娘と50メートル走

主に娘のためだが、50メートルダッシュを5〜6本、週1で。

が週のルーチン。

 

で、風呂上がりにストレッチを行ったり、休日に娘とサッカーしたりとか。

人生で最大に運動量が多いんですけど、それはまぁ良いとして。

 

そんなトレーニングを繰り返していて、最近考えたことを。

①厚底シューズはボクシングのグローブと同じ?

厚底シューズでパフォーマンスが数%上がるという研究もあるようだが、2〜3%のパフォーマンスのブレは毎日の中で起きる。

反発力が強いといっても、メリットデメリットがあるわけで、誤差の範疇ではないか。

それよりも、クッションがしっかり施されていることで思い切り踏める、そのことによって筋肉を思い切り使い切れる、というのが大きいのでは。

素手でサンドバックを殴っていたら、そのうち痛くなって力加減を加えて行かざるを得ないところ、グローブがあることで何ラウンドも打ち続けることができ、それでパワーが上がる、みたいなものではないかと思っている。

 

②体の柔らかさはサスペンションのトラベル量のようなもの?

体の柔らかさについては、最近はデメリットも語られるようになってきた気がする。

小生、子供の頃から体が柔らかく、羨ましがられたことは何度かあるが、メリットを感じたことはあまりない。

関節の可動域が広いことで、力が入りにくいのではないかという感覚を持っているからだ。

ハードなダウンヒルを駆け抜けるMTBには、大きなトラベル量のサスペンションが必要だが、ペダリングにはロスが出る。

実際ロードレーサーにはサスペンションがそもそも存在しない。

コンタクトスポーツや不規則な入出力がある競技などには柔軟性は有利かもしれないが、ランニングやウェイトリフティングにはデメリットが大きいのではないかと思う。

 

③日本では武術は特別

ランニングでもボクシングでもサッカーでも、圧倒的な量と質の練習によって身につけられた、特別な感覚を一部のエリートは保持している。

日本の武術の世界でもそういう人たちは多く存在していたのだが、この国ではやっぱり武術家はスポーツ選手とは別の神格化された存在であると思う。

特別なことに違いは無いのに、武術の世界にどっぷり浸かっていると、感覚がズレてきて武術家だけが特別かのような感覚を持ちやすいんじゃないかと、最近ちょっと冷静になりつつある。

そりゃ開祖はすごいけど、パッキャオもまぁすごいし、同じレベルに到達するのは同じく難しい。

 

まぁ、ご参考ということで。