人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

苦しいものが楽になったりはしない

ランニングの時、速いペースで走ると苦しくなってくる(当たり前だ)。

その苦しいペースの練習を重ねていかないと、速くはならない。

 

苦しいペースを重ね、だんだんトップスピードやタイムが向上していく。

ランニングを習慣化する前の小生は、ここまでのストーリーは理解していたのだ。

 

そしてキロ4分代で走れるようになれば、5分代は余裕だろうと思っていたのだが、これが勘違いだったことをその後に知る。

4分代で走れるようになっても、5分代もまあまあキツい。

 

いや、キツさは変わらないのだが、耐えられるようになっただけ、というのが実感に近い。

別に楽になったりはしない。

 

いや、3分代で走れるようになったら楽になるのかもしれないけれど(苦笑)。

そのためにはもっとキツい練習を重ねなければならない。

 

資料作りもそうだ。

特にありものの組み合わせではない、経営会議で議論のベースになるような問題提起の資料(「叩かれ台」と呼ぶ)、新規事業の企画書、偉い人のスピーチ草稿なんかの資料を作るのは本当に辛い。

 

作っていると本当に脳が疲れていくのを実感する。

それでも、その手の資料を人より作ってきたからか、他にやる人がいないからなのか、資料作りの仕事が回ってくる。

 

それなりにこなすための方法論は持てているけれど、毎度楽にはならない。

ただひたすら我慢しながら作るのである。

 

人生、そんなもんなのかもしれないなぁと思う、44歳の初夏であった。

まぁ、ご参考ということで。