積読在庫消化。
タイトル通りの本。
ちなみにちくまプリマー新書というのは中高生をターゲットにしたシリーズなので、平易ではあるがそれなりに奥行きもあるもの。
発達心理学とか認知心理学とか言語学とか、その辺をクロスオーバーさせた領域なのだと思う。
自分の子供を見ていても、どうやって言葉を覚えているのかは謎であった。
子供が産まれる前、よそのお子さんを見ていて、女の子はやっぱり小学校高学年にもなると「いっぱし」なのかなと思っていた。
子育ては10年で終わりだなと・・・。
というのも、それだけ受け答えがちゃんとしているからそう思ってしまったのであって、そんなコメントをすると親御さんからは「いやいやいや」とリアクションをされたりして。
で、自分の子供が11歳になって思うのは、「いやいやいや」の方であった(笑)。
言葉は発達しているのだけれども、それは上っ面であって、ちゃんと理解しているとは限らない印象。
5年生後半になって、やっと自我らしいものが芽生えてきたか?という程度なのである。
言葉が発達してもねぇ、中身がねぇ・・・。
いやいや、まだまだ親の頑張りは続く。
まぁ、ご参考ということで。