人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

どこまで頑張るべきなのか

ついにこういうものを買ってしまうのであった。

新商品!今だけ29%OFF!!! 塩田“GoZo”歩 ゼロからの基礎貫徹MMA 動画版・(【送料無料】予約注文受付中!Blu-ray版・DVD版) | ブラジリアン柔術教則DVD、道着、ラッシュガードを買うならBJJチャンネルオンラインショップ

 

総合格闘技は時々眼にするのだけれど、これといった教則本もなく、どうにかその詳細がわからないものかと思っていたのである。

実際に取り組んでいる人の評価が欲しいものだが、セールストークを見る限りではちゃんとした内容のようだったので買ってみた。

 

感想としては、なるほどねぇ、という連続ではあったのだが、それは技術の詳細ということではなく、その考え方や戦術についてなのであった。

ボクシング、キック、グラップリングブラジリアン柔術)の組み合わせをどう使うか、ある意味ジャンケンのグーチョキパーのようだ。

 

ボクシング、キックなのであって、キックボクシングでばない感じがする。

キックボクシングのアップライトな構えと後ろ重心は総合格闘技に馴染まない。

 

あくまでもボクシングとキック。

そして寝技。

 

で、ポイントはその三つどれもが限定されたテクニックしか使わないということ。

ボクシングならアッパーはあまり使わない。

 

その距離まで入れれば組んでしまうから。

やらないわけではないけど、メインの選択肢にはならない。

 

キックでもそう、寝技もそう。

なんとなく白帯レベルのテクニックのような気がする。

 

ボクシング、キック、寝技それぞれのレベルを上げることは大事。

場合によってはパーに勝てるグーになるかもしれないから。

 

でも、それぞれの専門が想定するルールではないから、戦術は大きく変わってしまう。

そうか、やっぱり格闘技はそれぞれのルールを深めていくものであって、それはもう初心者マークが取れたくらいからその世界が始まるんだなぁ、と思い知ったのでした。

 

考えさせられるなぁ。

まぁ、ご参考ということで。

モチベーションに頼らない

積読在庫消化。

Kindle日替りセールで買ったんだと思う。

人生ほとんど独学だったような気がするが。

 

東大クイズ王の人だそうである。

テレビを見ないので、よく知らない。

 

そして結構あっさりした構成なので、すぐに読み終わる。

主な内容としては、ルーチンにできるような仕組み化をしていくこととか、共に学ぶ仲間を見つけるとか。

 

自分自身のモチベーションを頼りにしてしまうと、思い立った日がピークで、どんどん落ちていってしまう。

それでは困るので、気がついたら続けられるようなルーチンを作る。

 

モチベーションが下がっている時でも奮い立たせてくれる仲間を持つ。

そういう工夫で一歩でも前に進んでいく。

 

身体造りとか武術とか、まぁ仕事とかもそうだよね。

改めて取り組んでいきたいなと。

 

まぁ、ご参考ということで。

恐ろしいのは山か、人か

積読在庫消化。

 

なんかもう著者の遭難ドキュメントシリーズは何冊読んだのだろうか…。

関連でレコメンドされるんだろうけど、オレ山登らないんだよね…。

 

とはいえ、失敗学の一種なので、ビジネス、特にプロジェクトマネジメント等で役に立つんじゃないかと思って読み続けてきた。

何冊も読んで理解したところでは、人間は突然、あっさり死んでしまうということ。

 

そのためには余裕のあるスケジュールや装備で臨むこと。

しっかりと訓練、経験を積み、無理をしないこと。

 

人間は無理をしてしまうものなので、それを理解した上で撤退する勇気を持つこと。

そんなところかなぁ。

 

本書でも学びは同じなのだが、比較的新しい事例が多く、人間に慣れてしまったクマの被害とか、SNSや動画投稿にモチベーションがあって無茶をしてしまう事例とか、しがらみが面倒で山岳会が衰退して技術伝承の機会も失われている、とか、そんな話が出てくる。

巻末にそんな章が設けられているけれど、結局のところ恐ろしいのは人間なんじゃないか、とも思う。

 

恐ろしい環境に近づきたがるのも含めてね…。

考えさせられます。

 

まぁ、ご参考ということで。

部下のいいとこ五つ挙げてみて

積読在庫消化。

 

特にビジネスシーンで用いられる、ポジティブなフィードバックについての効果と方法論を述べた本。

多分Kindle日替りセールで購入したのだと思う。

 

内容の詳細は本書をあたっていただくとして、概要は上記の通り。

小生自身は比較的取り組んでいる方だとは思うものの、やっぱりまだまだ。

 

「部下のいいとこ五つ挙げてみて」は本書冒頭のチェックリストに入っていたもの。

え、五つ?五つは…うーん、である。

 

でも、それがすらすら出てくるなら素晴らしい上司だと思うんだよね。

部下の悪いところなら、気をつけていなくてもいくらでも出てくる。

 

人間ってそういうものだから。

でも、人の良いところに着目して、五つも出てくる人って、それだけで素晴らしい。

 

それが業績につながるかどうかはどうでも良くて、そういうことが出来る人になりたいので実践したい。

それは子育てでも一緒。

 

娘を叱り飛ばす汚い自分を振り返りながら、そう思うのでした(笑)。

まぁ、ご参考ということで。

意外と短命

積読在庫消化。

 

ま、流行りのビジネスを図解しつつ紹介した本なんですが。

初版がもう7年くらい前なのかな。

 

なので取り上げられるビジネスもそれくらいの時期に話題になったものが多いわけですが、結構陳腐化したなぁ、というのが率直な印象。

7年もあればそうなるでしょうと思うのか、たった7年で廃れちゃいますかと思うのか。

 

小生はどちらかというと後者かなぁ。

もちろん、旬は2、3年と割り切ってやるビジネスがあるのも分かってますが、そんなのに人生費やしますか?とも思うわけで。

 

そういうことを踏まえると、今話題になっていたとしても、人生費やすかどうかは、よーく見極めた方がいいですぜ、なのである。

なんかおじいちゃんみたいなコメントだな(笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。

 

歴史の勉強って

積読在庫消化。

 

そうですね、良い本だと思います。

著者はオーストラリアの研究者だそうですが、ヨーロッパとの絶妙な距離感が良い本を書かせるんでしょうか。

 

何年に何があって、という話もあるけれど、誰がどういう意図でこういう行動に出て、その結果どうなったのか、という形で話が展開されていく。

キリスト教と国家権力、民族がダイナミックに絡んでいく。

 

最近読んだ「東インド会社」も同じような感想を持てたけれども。

歴史の勉強って、過去の「人」の振る舞いを分析して、それを未来にどう活かすか、というものだと思うんだよね。

 

その振る舞いを深掘りしていくと、色んなドラマがあって、限られた時代、エリアの話だけでも生涯を費やすことができる奥行きがあるから、学校で歴史を教える場合は、どのドラマを切り出すかが難しいから、結局出来事の羅列になっちゃうんだろうなぁ。

難しいねぇ。

 

まぁ、ご参考ということで。