そろそろ前期の人事評価の時期ですな。
本人の給料や将来のキャリアに影響するので、評価者としては非常に責任が重いし、だからこそ向き合わなければ存在意義がない。
あらかじめ出来る限り具体的に目標設定を行い、評価者・被評価者双方で納得した上で業務をスタートさせ、期が終わったタイミングでは機会的に、自動的に結論が出るようになっていると気は楽である。
しかしメンバーシップ雇用である日本企業の場合はそれだけというわけにはいかない。
記述はされていないけれど組織メンバーとしてはこれくらいやってほしいとか、組織メンバーとして改善を促すべき態度をどう評価し、翌期以降の育成計画としていくか。
前期と同じ仕事ではなく、より成長してもらうための(異動も含めた)彼らのキャリアはどんなものか。
本人が考えるべきというのがグローバルな常識のところまで考えてあげるのが日本企業の評価者の定め。
それを何人も何人も考える日本企業の管理者は大変です(苦笑)。
なので、普段から自分はどうなりたいのか、どんなことに取り組んでいきたいのかを自分でしっかり考えておいてくれると、すごく助かるなぁ(笑)。
え、どうやったら良い評価が貰えるか?
そりゃ「やること」を正しく定義し評価者としっかり握ること。
そしてその「やること」をちゃんとやること。
組織メンバーとして「いい奴」であること。
普段から自分のキャリアを考え、目標を掲げながら組織に対してどう貢献したいかを明確にしていること。
そこまでやっておけば自然とついてくると思う。
あとは運。
組織の巡り合わせというのはどうしてもあるし、評価する側も人間なので、努力が正しく評価されるとは限らない。
なので運です。
今日も持ち場で頑張りましょう。
まぁ、ご参考ということで。