人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

冒険と算盤

積読在庫消化。

 

何かのセールの時にポチっておいたのだ。

レビューが非常に高かったし、歴史から何かを学び取れるのは面白いしね。

 

結論から言えば非常に面白かった。

ある意味、産業史だったりするのだが、株式会社形態の祖と言われる東インド会社がどのように成立、興隆し、そして衰退していったのか。

 

社会、政治の要因がメインなのだけれど、それがまた奥が深い。

単なる事象の羅列でもなく、かといって偏りのある議論でもなく、中世〜産業革命手前に至る、時代もエリアも広いテーマを、ダイナミックに描くという非常に面白い本だった。

 

もちろん「手に汗握る」みたいな内容ではないけれど、アマゾンレビュー4.5は伊達じゃないね。

遠い時代の人間の営みに思いを馳せたりしちゃうのでした。

 

まぁ、ご参考ということで。