Kindle日替りセールで目にして、非常に高評価のレビューだったのでポチる。
小学5年生の娘にもいいかな、なんて思ったが、流石にちょっと早そう。
何を隠そう講談社ブルーバックスと現代新書は、高校大学と大変お世話になった。
実家の近所にあった古本屋で、1冊100円で片っ端から読んでたんだよね。
それはともかく。
遠い未来、スーターウォーズのタトゥイーンの酒場のような宇宙ステーションで、宇宙人と出会ったら、どんな話をするか。
最新の科学から紐解くと、こう言ったほうがいいよ、というテーマが展開していく。
「地球から来た」と言っても通じないよね、「太陽系第三惑星」でも通じないよ、じゃあなんて言う?
天の川銀河の中心から少し外れたところにある、〇〇星と✗✗星の近くの…みたいな。
要するに、自分たちが見ている地球というのが如何にローカルな存在で、宇宙全体ではこういったものが多数派で、というような形で、普段の認識を相対化してくれる。
この視点を揺さぶられる感じが楽しい。
当たり前だと思ったものが当たり前じゃないと気付かされたときの驚き。
こういうことがあるので科学系の読み物はやめられないのだ。
あんまり仕事の役には立たないけれど(笑)。
まぁ、ご参考ということで。