積読在庫消化。
「経営学」となっているけれども、ある会社や組織の特定の課題に対して解を出すタイプの本ではない。
ベンチャー企業が起こり、発展していく中で、テクノロジーがどのようにかかわるのか(極端な話、あったほうがいいのかなくてもいいのか)、産学連携のために特定エリアに密集したほうがいいのかそうでもないのか、人なのかアイデアなのか。
そういう世界中の研究の成果をまとめた本。
高いレビューが多いし、実際「へー」と唸る場面は多いけれど、仕事にどう活かしたら良いものか。
経営者がイノベーションのための環境整備に役立てることは出来るだろうが、即効性は期待できない。
ただ信じて待つ、ということになりそう。
成長力は会社の若さで決まる、とわかったところで、もうどうしようもないもんね…。
そんな感じではあるのだが、やっぱり頭に入れておくべきだとは思うのだよね。
原理原則ってこういうことなのかなぁ。
まぁ、ご参考ということで。