積読在庫消化。
Kindle日替りセールで買ったのかなぁ。
先日、最近の哲学はよくわからん、というコメントを書いたばかりだったので、ちょうど良かったのかもしれない。
Kindle本は読み上げ機能で消化していくので、図解は読み飛ばしてしまうという、本の趣旨を完全に無視した読み方しているけれども(苦笑)。
それはともかく。
これまでの哲学(史)に触れつつ、現代の哲学がどのように別れて発展してきたのか、どんな論点を捉えているのか、それらの代表的な論客はどんな主張を展開しているのか、といったあたりをわかりやすく説明してくれる。
巻末にはより理解を深めるためのブックリストも掲載されていて、大変親切である。
興味のない人には全く縁がないジャンルだと思うのだが、AIだとか遺伝子組み換えだとか国際間の孤立と協調とか、解がない問題をどう考えたら良いのか、そんな疑問のある方は、とっかかりのとっかかりとして手にしてみても良いのでは。
まぁ、ご参考ということで。