積読在庫消化。
何かでレビューを読んで、買っておいた紙の本。
ビジネス書も好きだがスパイも好きだぜと。
CIAの元諜報員が書いたビジネス書というレアな本。
佐藤優氏解説ですか、そうですか。
CIAの諜報員が実際どんなことをしているのか、支障のない範囲で言及されており、まず「へー」である。
そもそも官僚組織として卓越しているから、あんなことができるんだよね、そりゃそうだ。
で、実際にビジネス経験のある著者の切り口を元に、CIAの考え方、行動、習慣をどのようにビジネスで活かすか、という観点で語られて行く。
良い意味で驚きはない。
ビジネスや生き様として真っ当な取り組みなのである。
そういう意味では意外に思われるかもしれないし、著者もその点強調している。
確かに非合法な手段を取ることはあるが、あくまでも基本は真っ当に信頼を積み上げることが大事であり、それはビジネスでも一緒だろう、と。
個人としてのテクニックに留まらず、組織論にも言及があり、なるほどなと考えさせられた次第。
興味のある方はぜひ。
まぁ、ご参考ということで。