積読在庫消化。
2017年の本。
当時ですらもはや定着したスマホのデメリットを、多様な取材を通じて明らかにし、警鐘を鳴らしている。
ますますスマホ依存となった2023年に居ると、本書の主張はほんと無力だったんだなと思わざるを得ない。
何千年と繰り返してきた、新しいテクノロジーとそれに伴う生活様式の変化への拒否反応としか感じられないのである。
まぁそれくらいスマホのインパクトと普及のスピードは凄かったわけだが。
それにしても、依存と非依存を分ける要素って、なんでしょうね。
小生、新しいものには早めに一通り触る方ですが、少なくともスマホ依存ではないと思う。
ゲームもしない(当然課金もしない)、動画もそれほど見ない、SNSもだいぶん触る頻度は減った。
仕事してるか、本読んでるか、トレーニングしてるかで、いじっている時間がないのかも。
人間ヒマだと碌なことしないのは、小生含め一緒だろうからなぁ。
依存脱却には、別のことへの依存を作るのでしょうか…。
デメリットを語るだけでは、なかなか行動は変えられないよね。
まぁ、ご参考ということで。