人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

親知らずを抜きます

最近奥歯が沁みるようになってきたので、近所の歯医者に通うようになった。

歯医者に通うのは十年ぶりくらい。

 

前回は銀座で昔からやっているお婆さん先生で、歯石のクリーニングを手作業でゴリゴリやってもらったのだが、設備も古く中学生時代に通った実家近隣の歯科と変わらない雰囲気だった。

今通っている歯科医は二年くらい前に出来た新しいところ。

 

なんかこう、色々新しい体験の連続である。

おぉ、カメラはライカなんだなとか、ぐるぐる回るレントゲンとか、撮った画像は椅子の前のモニターに映されるんだなとか、なるほど先生一人に歯科衛生士二、三名のシフトなんだなとか、システマティックな割に会計は現金なんだなとか、なんでアクセサリーを売っているんだ?とか、興味は尽きない。

 

アクセサリーの件は、カミさんの同級生が歯科技工士で、義歯の余り材料でアクセサリーを作って売っていたという話を聞いたのだが、果たしてそれなのかは謎である。

しばらくご無沙汰していると、色々と進化していて感心するのだが、一方で歯を削るあの機械と高音質・高周波は全然変わらない。

 

変わるところと変わらないところと、色々考えさせられる。

歯を削るあの嫌な感じが変わらなくても、それ以外が快適になっているからストレスはだいぶん軽減されており、最も厄介な問題が解決できなくても、前に進める方法はいくらでもあるんだなと勝手に普遍化してみたり。

 

ところで、歯が沁みるのはやっぱり虫歯で、二箇所ほど治療をした。

小生、親知らずが全部健在で、「いますぐ抜かなきゃいけないわけでもないが、生やしておいても虫歯の原因になったり良いことはない」「下の歯は多分腫れも痛みもそれなりに発生すると思うが、どうする?」という話になり、じゃあまぁ全部行っちゃってください、ということで、問題のある三本を抜く、ということになった。

 

先日土曜日に難易度の低い上の歯を一本抜く。

大して痛くはないが、変な感じである。

 

今週は経過観察で、来週から二本目に入るのかなぁと思う。

さて、どうなることやら。

 

まぁ、ご参考ということで。