人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

言葉でできている

積読在庫消化。

 

博報堂のコピーライターの方なのかな、そんな人のエッセイのような、自己啓発書のような。

Kindle日替りセールで買ったんだと思う。

 

言葉の使い方の本に見えるようで、どちらかというと言葉の養い方、紡ぎ方といった感じだろうか。

自分の言葉で語らねばならないとき、突然かっこいいセリフが出てくるわけではない。

 

語るべき言葉は普段から温めておかねばならない。

涵養、というイメージだろうか。

 

その方法として、著者はエピソードノートをつけることを薦める。

一年ごと、見開き1ページで、左側にその年にあった自身のエピソードや心の動きを箇条書きで記し、右側に社会の出来事や現象・ブームなどを記録していく。

 

年毎のエピソードを振り返り、思わぬところでアイデンティティに遭遇し、その(再)認識が自身の語る言葉を強くする。

そういう方法である。

 

就職活動の志望動機形成に手っ取り早く役立ちそうだが、人生の折々に生きてきそうである。

ちょっと時間を見つけてやってみたいところだが、ああ、46年も生きてきちゃうと振り返るのが大変そうだなぁ(笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。