積読在庫消化。
飲食店舗を運営しながらコンサルもこなす経営者による書籍。
飲食ビジネスが本当に好きなんだなという思いと、好きじゃなきゃとてもやれない大変さの両方が伝わってくる。
書いてあることは極めてオーソドックスで、ちゃんとマーケティングリサーチを行い、差別化を考慮した上でしっかり計画を立てて運営する。
開業してからもお客さんの反応やトレンドを追いかけ、研究開発を怠らない。
ま、そうなるよねと。
著者自身も率直に失敗経験をオープンにしているのだが、大体そういうオーソドックスなセオリーを守らなかったから、というふうに読める。
立地のブランドに惹かれてしまったり、自分の好みを重視したりして「これくらい大丈夫だろう」という感じで端折ると失敗する。
昔から「ちゃんとやるべき」と言われていることには理由があるってことだね。
セオリーはちゃんと守りましょう。
自戒自戒。
まぁ、ご参考ということで。