人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

まっとうに考えればいいだけ

積読在庫消化。

 

出口さんの本もまぁ結構読んだな。

たくさん著作はあるけれど、その中の初期の頃に書かれた本。

 

内容はタイトルの通りなんだが、主旨は帯にある。

要するに、決めるだけなら数字とファクトでロジカルに決めればいいだけなのだが、偉い人への忖度とか、他所は何してるとか、自分の好き嫌いとか、意思決定に(本来)関係ない要素で曲げるからダメなんだよ、という話。

 

そうですね、ホントそうですね、というところである。

新人マネジャーあたりに読んでいただくのが、一番ちょうどいい本かもしれないな。

 

やっぱり問題はね、正しい仕事をさせてくれない要素をどうやって排除するのか、なんだよね。

仕事してると、仕事そのものの難易度は高くないのだが、あれこれノイズが入って真っ当に取り組めない、なんて場面はよくあるのだよ。

 

トラックを走るだけだったはずが、いつの間にか障害物競走になっている、みたいな。

そうなったらもう、障害物を一つひとつ取り除いて、道を整えてから、粛々と走るだけ。

 

それこそ仕事術なのかしら。

まぁ、ご参考ということで。