人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

青い鳥は何処へ

何の気なしに積読在庫から手に取る。

 

「働くみんなの必修」かどうかはなんとも言えないが、転職エージェントを仕事にし、自分自身も何回も転職した人間として、正しい知識を与えてくれる本だとは感じた。

特別凄いことが書いているわけではなく、ファクトベースで地に足のついた議論がしっかり(長めに)展開される。

 

まとめると、自分に合う仕事を探すマッチング思考・志向ではなく、自らが目指したい姿に合わせに行くラーニング思考・志向でいくべきだということ。

前者では結局自分勝手な発想になりがちだし、不満をベースにした転職になるし、にもかかわらず転職でその不満が解決されるとは限らない。

 

出発点は不満だったとしても、その先にどんな未来を実現させたいのか、そのために何が必要で、どう取り組んでいくのか。

当たり前なのだが、そのビジョンを定めることから逃げていると永遠に答えには辿り着けない。

 

自戒を込めて。

まぁ、ご参考ということで。