人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

プレイングマネジャーの功罪

Kindle日替りセールでこんな本を読む。

 

Kindle日替りセールでポチったんですけど。

まぁ、いい本ですよ。

 

特に初めて部下を持つ、なんていう人に出口節は刺さると思うし、ちゃんとしたこと言ってるし。

とは言うものの、本文中にも出てくるが、出口さんはマネジメントの大切さをよくわかっているがゆえに、プレイングマネジャーという立場に否定的。

 

マネジメントは片手間でできるほど甘くないんだよ、そういうことだ。

でも、小生がこれまで経験してきた職場では、それが営業職だったからというせいかもしれないが、ほとんどプレイングマネジャーだった。

 

やっぱり営業部隊のマネジャーは営業で実績を残した人が「上がる」から、その人にマネジメントに専念させるというのは会社として損失が大きい。

それでもって、マネジメントする側も自分がいつクビになるかわからないから、現場感覚を失わないために、そして自分の得意なことなものだから、プレイングを離したくない。

 

そういうわけで中途半端なマネジメントと、中途半端な育成がはびこるわけだ。

プレイングマネジメントで結果的に数字もついてきてしまうから、会社もその実態を変えられない。

 

そうなるとまぁ、マネジメントと育成は部長・部門長の仕事ということになっちゃうのかなぁ。

難しいねぇ。

 

まぁ、ご参考ということで。