人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

越境する人

積読在庫消化。

 

前作も読んでるよ。

 

エンジニアではないんだけどね、エンジニアがどんなことを考えているかは知っておきたいのだ。

本作ではチームをどのように機能させるか、というような話が主題。

 

物語編と解説編にが繰り返されていく章立ても前作と同じ。

前半のうまく機能しないチームの状況がなかなか痛くて読んでいるのが辛い(苦笑)。

 

主人公の成長とともに、状況はちゃんと良くなっていくんだけどね、もちろん。

前作もそうだったが、「越境する」ことが大事だと語りたいのだと思う。

 

本当は「境」なんて存在しないはずなのに(少なくとも物理的には)、職場には境のような物ができしまう。

いや、できているような気がしているだけなのだ。

 

なぜそんなものが存在する気がするのか、その原因も潰さなければならないけれど、そんなものは不要なのだと飛び越えられる人が、いつの時代も求められている。

必要なのは、ちょっとした勇気なのかなぁ。

 

飛び越えられた時の喜びを知ってしまえば、もう怖くもないし億劫でもないと思うんだけどね。

まぁ、ご参考ということで。