いま自分のやっている仕事は「プロダクトマネジメントなんじゃないか」と思って、こんな本を読む。
プロダクトマネジメントを称して「製品のCEO」と呼ぶ人もいるそうだから、製品にまつわるすべての領域を一通りわかっていなければならない、という仕事。
本書も「CEO」に必要な、ビジョン構築、マーケティング、ファイナンス、リーダーシップ、技術など、幅広い知識やフレームワークをポンポン提示してくれる。
領域が広いので長くなるし、次に進まねばならないので浅くなる。
正直、知っていることだらけというか、知らないことは出てこないので(この歳になると)、読み流してしまうのだが、途中で気付くのだ。
あぁこれは、若いメンバーに「お前はこれを目指し、こうできるようにならなきゃいけないのだが、こことここを伸ばしていけ」という指導をするために使う本だなと。
場当たり的に指導してもよろしくないので、いつも手元に置いておき、折に触れて参照しながら伸ばすべき部分を探していく。
そういう使い方が良いような気がした。
もう自分が伸びることより、人を伸ばすことがメインになってきちゃったのかなぁ。
歳とったけど、悪いことじゃないよね、と思う。
まぁ、ご参考ということで。