まずはリンク。
KPTとはなにか。
ビジネスにおいて”Keep” ”Problem” ”Try”を振り返るカイゼンのアプローチである。
こちらの本に、
KPTの概念が登場しており、もう少し詳しく、ということで、参考文献欄かかAmazonのレコメンドかなにかでポチった一冊。
ソフトウェア開発の現場経験を基に、日々の業務をよりよくするためのツールとして、上記のKPTを推奨し、その活用方法を論じている。
Keepとは、それこそ継続すべき良い行動・習慣。
Problemとは、今まさに生じている課題や、やめるべき行動など。
Tryは、それらを受けて取り組むべき施策・行動である。
現在抱えている仕事をよりよくするために、振り返りとしてKPTを使うのはもちろんのこと、メンバーの育成にも活用するシーンなどを提案している。
先日読んだこちらの本には、
”Keep" "Stop" "Start”という言葉で、部下に振り返りを促す、という話があったけれども、同じ趣旨であろう。
他にも、会議で使えばこんな形、プロジェクトの振り返りで使えばこんな形、といった風に紹介されており、ちょっとやってみようかな、という気になる。
なにより3項目というシンプルさが良く、実は「カイゼン・ジャーニー」を読んだ日から、小生個人の業務振り返りとして、KPTを数か月続けている。
効果があったと力強く言えるわけではないのだが(苦笑)、毎日KPTの三項目を記述することで何となくの安心感があり、それだけでも意味があるんじゃないかと思って継続している。
こういうシンプルな習慣が、継続によって大きな効果があるということを経験的に学んでいるし。
ご興味のある方には、本書と「カイゼン・ジャーニー」と、両方読んでみられることをお勧めしたい。
まぁ、ご参考ということで。