人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

成長し続ける人、ある程度で止まる人

只今絶賛「学び直し」中なのだ。

とうに折り返しを過ぎた人生、やりたいと思っていたことはやりきるべく、また30年にならんとする合気道の修練に刺激を入れるべく、新しい趣味にチャレンジし、その学びを、仕事も含めたいろいろな面に活かしたいと思っている。

 

何でもそうだが、伸びる人、伸びない人がいて、ある程度は伸びるけれどもソコソコで止まってしまう人が多い。

仕事でも趣味でも、個人的に最も気になっているのは、伸びる人、それも成長し続ける人というのは何が違うのか、というところである。

 

これまでの人生経験、合気道や仕事で感じているところから考えている仮説は、①目指すレベル(ゴール設定)の高さ、②基本的な動作の質、にあるんじゃないかと思っていて、それを新しい学びの中で確かめているところである。

①の目指すレベル、それはおそらく始めたきっかけにもよるのだろうけれど、最初から「極めてやろう」と思うのか、「生活の彩り」程度に考えているかで、日々の努力の質と量は変わり、当然結果も違ってくるのは、ほぼ自明と言っていいだろう。

 

書いていて思ったが、①の延長か独立した③とするかは微妙だけれど、その目指すレベルへのモチベーションを持ち続けられることも大事なはずだ。

これはテクニックなのか、向き合っていることへの相性なのか、その両方なのか、ちょっとまだ判然としない(経験と共にテクニカルにモチベーションをコントロールできるようになるとは考えているが)。

 

そして②の基本的な動作の質、である。

反復練習が可能で、その技術体系の中で汎用性が高いものを「基本」と呼ぶが、その大事な動作の精度が低い人は多い。

 

「ま、こんなもんだろう」ってなもんである。

現実の仕事も競技も、いくつかの基本の組み合わせで構成されていると思うが、これが足し算ではなく掛け算だったと考えた場合、基本の精度の差は致命的な開きになるはずだ。

 

基本を教科書通りにやれているかどうか。

教科書通りにやれるだけでなく、理由も含めて人に教えられるほどしっかり理解して精度を高められているか。

 

長い目で見た時に、この辺りで差がつくんじゃないかなと。

しっかり確かめていきたいね。

 

まぁ、ご参考ということで。