Kindleのセールで遭遇し高評価だったのでポチる。
福沢桃介というのはこんな人。
ストーリーは実在の人物そのものだから割愛するとして、相場に熱狂する様や資金調達のギリギリの交渉など、創作なんだろうけれども読ませる作品なのであった。
なにか役に立つかというと、そういうものでもないのだけれど、普通に娯楽として楽しめたと思う。
20年以上ビジネスの世界にいて、ビジネス書や評伝もたくさん読んできたが、福沢諭吉先生に娘婿がいたなんていうことも知らなかったし、その人がこんな実業家だったとも知らなんだ。
まだまだ知らない偉人はいるのだなぁ、というのが素直な感想の伝奇小説なのでした。
まぁ、ご参考ということで。