こんな本を読む。
著者のセミナーには何度か参加したことがあり、一応何度か言葉も交わしたことがあるけれど、一部人事界隈では有名な人である。
著者の本を読むと、なんでサラリーマンはこんなにしんどいのか、スパッと気持ちのいいほどわかるし、日経新聞ほか大手メディアの人事系解説記事がどれだけ出鱈目かもわかる。
そんな著者による、人事三部作の最後を飾る一冊。
採用、育成を中心に、すぐに役立つ作戦案があれこれ解説されている。
採用といえどもそれは企業戦略なので、差別化をどうするかなど、方法論が分かっていてもすぐに方向性を導き出せないものもあるが、だからこそ早く取り組んだ方がいい、そういう類の作戦集である。
ちょいと「なんでもあり」な作戦集なので、お堅い会社には受け入れ難い部分もあるかもしれないけれど。
でもやってみたい、できたらいいなと思う次第。
個人的には、今は採用からはちょっと離れていて、中間管理職としての評価・育成に関わるだけなのだが、何か取り入れられるものを探りたい。
まぁ、ご参考ということで。