こんな本を読む。
もと銀行員としては、恥ずかしい思いをしないように会計やファイナンスの本は一通り目を通しておく習慣なのである。
大半の銀行員が実は会計にもファイナンスにもそれほど詳しくはないのだけれども…。
著者の別の本を若い頃読み、当時の仕事に大変役に立った記憶がある。
本書は確かKindle日替りセールで手にして、積読在庫になっていたものを掘り返した次第。
が、なんか読んだような記憶がある。
一通り知識のある領域だし、「ロングセラー」を謳うだけにちょっと古いエピソードが入っていることもあってなのか…。
フィクションなら「ああこれ読んだなぁ」とわかるのだが、知識系の読書だと、別の本で読んだのか、同じ本を読んだのか、よくわからない…。
まぁ、知識のおさらい、再確認だから、また改めて読んでも別に構わないんだけどね。
何度読んでも新たな発見があるような、奥行きのある本を幾つか携えていて、折に触れて読み返す、そんな読書家がカッコいいと本音では思っている(笑)。
なのだが、どうもそういう本には出会えておらず、読んでは次に、を繰り返して、完全に「消費」しているんだけれども。
以前、文庫本一冊だけを手に颯爽と歩くおじいちゃんが通勤途上に居て、カッコいいなぁと思ってました。
はい、どうでもいいですね(笑)。
まぁ、ご参考ということで。