人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

嘘をつくな

こんな記事を読んで。

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2021/03/post-1218.php?fbclid=IwAR20VYu9NhKdksVzSZ9AUMBGPWzf5TyVTM1-Ta2hBvXNgKCWYkmxb3XgQ_w

 

嘘をつくなと育てられた記憶はないが(記憶がない頃に教わっているのだろうが)、気がついた時には、そして社会人数年を経て厳格に嘘をつかなくなった。

倫理的にではない。

 

いや、倫理的にだろ、というツッコミはあるのだが、大人になれば誰かを守るための嘘とか、色々あるんだよ(誰に言っているんだ?)。

まぁ、単純に倫理だけでは泳げないのが大人の世界。

 

それでも嘘をつかないことを肝に銘じているのは、それをやると弱くなるから。

嘘に限らず「やましいこと」全般を抱えていると、自分の言いたいことを強く主張することが憚られるようになり、仕事を思い通りに進めたり、気持ちよく進めるのが難しくなる。

 

それがまず一番嫌だ。

そして記事の通り、嘘をつくにはバレない様に、嘘をつき続けるための労力が非常にかかる。

 

嘘はついたことを忘れてしまうと言われていて、まぁそこからバレるのだが、忘れないように保つ労力、不健全な労力をずっと必要とするのだ。

わざわざ自分を弱くし、弱くし続けるための労力を使うって、最低を通り越してもうなんだか意味不明である。

 

というわけで、嘘はつかない。

さらに拡張して、やましいこともしないし、やらねばならない役割は常にベストを尽くす。

 

これこそが気持ちよく仕事を続ける秘訣と言っても良いだろう。

まぁ、ご参考ということで。