人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「人体力学で疲れない体になる!」 読了 〜力学というほどのものではないが〜

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武術をやっているからか、健康オタクだからか、働きすぎで疲れているからか、こういう本は定期的に読む。

とはいえ、本書についてはだいぶ在庫として寝かせてしまったので引っ張り出してきた次第。

 

整体の臨床家であり指導者である著者による健康指南本。

「人体力学」となっているが、何か特別な体の使い方が書いてあるとは感じられなかった。

 

呼吸を深くすること、そのために体の緊張をほぐすこと。

要するに呼吸法と体操が数種類示されており、それを日常に取り入れることを推奨している。

 

小生は整体の専門家でも医者でもないが、武術研究を長年行ってきた感覚としては、特に違和感の無い中身。

どこかの痛みをなんとかしたいという人には向いていないが、「なんとなく不調」という人には意味があると思う。

 

浅い呼吸を舐めていると、色々不調が出るんでね…。

なので、普段からランニングをするような人には意味がない程度のコンディショニングかもしれないが、運動習慣の無い人にとっては、これくらいがいいのかもしれない。

 

興味のある向きは手にとってみては。

まぁ、ご参考ということで。