人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

去り時、引き際

現役引退はそれだけで一つのドラマである。

ドラマになるということは、それだけ重みのあるストーリーが内包されるという一方、誰しも決まった通りに綺麗に終われないということでもあると思う。

 

だって、綺麗に終われるのであれば、それはドラマにならない。

人間臭いドタバタがあるからこそ、含蓄のある展開になるわけで。

 

まだまだ働き続けねばならない小生のような年代においては、正直自分の去り時、引き際がどうなるのかについては、全く見当がつかない。

とはいえ、ハッキリしていることは、組織に頼らない生き方を選んだ以上、「走れなくなったら」終わりだということ。

 

あくまで現役のプレイヤーとして、お役に立てるかどうかで戦っている以上、それは宿命のようなもの。

若い頃は、随分困難な道のりのようにも思えたが、今となっては、現役のプレイヤーとしての役割が求められない仕事というのは、かえって居心地が悪い。

 

このまま行けるところまで行かせていただいて、お声がかからなくなれば気持ちよく引退。

そんな引き際を目指したいものである。

 

まぁ、ご参考ということで。